鴨。

出石焼 虹洋陶苑

IZUSHI PORCELAIN KOUYOUTOUEN

コラム

鴨。

趣季庵

かも【鴨】
海外でも牛、豚、鶏、羊と並びよく食され、非常に美味で市場では高値で取引される。海外ではローストダックなどがよく食される。鴨の卵も鶏卵と同じように使われる。

序章

PA0_0053.JPG雅やんから電話が・・・
N氏より鴨を預かっているとのこと。
タタキもあるので一杯やりながら羽むしりをしないかと。
何時もよばれているばかりなので、いつかはしなければと思ってはいたのですが・・・。
それでもタタキと大吟醸の誘惑に負けて雅やんの花小屋へ。
意を決していざ作業へ。
5秒です。5秒あれば慣れてしまいます。
作業を無事終え、大吟醸呑みまくりました。

まずは鴨葱です。

P1040475.JPG日を改めN氏を交えてジビエ会です。
先日処理をしたカルガモをN氏にさばいていただき、新たに真鴨を持参いただきました。
鴨が葱を背負ってくると言われるくらい相性の良い組み合わせです。
かつてはネギではなくセリが「カモに合うもの」の代表だったそうです。
葱をごま油で軽く炒め、いったん取り出して鴨肉を炒めていきます。
酒、みりん、濃い口醤油で味を調え、再び葱を戻し、軽く七味を振りかけ出来上がりです。
これは赤ワインとバタールで頂きました。

続いてはタタキです。

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N氏の奥様がいつも綺麗に盛りつけをしてくださいます。
左はバルサミコ酢を振りかけてあります。
勿論これも赤ワインで。
右はニンニク醤油で。
これは日本酒で頂きました。

続いてはすき焼きです。

いつもは鍋にして、〆は蕎麦でって言うのは定番ですが、今回はすき焼きで頂きました。
割り下も殻で取ったエキスを加えたN氏特製。
先ずは殻を割り下で焼き、かぶりつくように頂きました。
この頃にはワインが3本空いていたので、「森伊蔵」に移行。
予め水で割って寝かしておいた物を、黒じょかで燗をする焼酎発祥の地鹿児島焼酎の呑み方を実践しました。
そのうちに大吟醸に純米吟醸が飛び交っていました(笑)

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塩で炭火焼き。

P1040481.JPG囲炉裏は良いですね。
直ぐに予定していなかったことが出来てしまいます。
野趣溢れる食べ方はやはり合います。

さて仕上げは・・・

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すき焼きの〆と言えばやはり餅に饂飩。
炭で焼いた餅を鍋へ投入!
だしを吸い取った餅が!饂飩が!
美味い!旨い!
年末年始太ってしまった私が我を忘れで喰いまくりましたとさ。