湯豆腐。

出石焼 虹洋陶苑

IZUSHI PORCELAIN KOUYOUTOUEN

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コラム

湯豆腐。

趣季庵


ゆどうふ【湯豆腐】
切った豆腐を、昆布をだしにした湯で煮た料理。醤油や薬味をつけて食べる。[季]冬。

秋も深まると一気に寒さを肌に感じるようになります。
寒いのは嫌だけど、そんな日に食べる鍋料理には心躍ります。
そんな頃に雅やんからお誘いが・・・「じゃ湯豆腐でいきましょう!」と私。
いつものように手際よく雅やんと段取りを決め、手分けをし食材調達。
私の頭の中では、三件くらいの豆腐を揃え味比べの予定が、神鍋高原のお店が定休日!
「しまった!」私の構想が早くも崩れてしまいました。
しかし頭を切り換え、出石のエース”秋山の豆腐”で勝負に出ました。(笑)
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先ずは雅やんが用意してくれた”永平寺の胡麻豆腐と永平寺味噌”まったりとして胡麻の香りと味噌の風味が織りなす見事なハーモニー。
続いては「生ゆばのゆば甚」の”汲み上げゆば”、これまた口の中に広がるまろやかな味わいとクリーミーさが抜群でした。塩とわさび醤油で頂きました。

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さていよいよ湯豆腐。先ずは出石の温泉を利用した”温泉湯豆腐”。
豆腐がとろりと溶けて何ともいえない仕上がりになるのです。
沖縄産の塩と、丹後産の塩と、クリスマス島の岩塩とだし醤油で頂きました。もう絶品です!!!ホタテの貝柱をしゃぶしゃぶにしていただきましたが、半生状態のそれはもう美味しくて感動ものです。!!!

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参加者の一人が裏山で採ってきたという地物の大きな松茸を持ってきてくれたので、ここは贅沢に炭火で焼き松茸としていただいちゃいました♪ う〜〜ん、香りが違いますね〜〜(*^^)v 
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最後は豆乳鍋、最初は豆乳のみ弱火で熱し、湯葉を頂きました。
その後だし汁で豆乳をのばし、鶏肉を入れ、豆腐を入れ、野菜を入れていただきました。
こちらも豆腐がとろりと溶け、温泉湯豆腐よりは濃厚な味わい、これまた絶品です!!!

こうして秋の夜長は更けて日付が変わっていくのでした(笑)